幸太郎物語199×・・・・第11話(新たなスタート)
2006年 01月 13日
トラはいなくなった・・・・・・・
4人になったものの相変わらずに、皆この店に通っていた。
コンドルを打つ様になってから金銭面ではとても楽になっていた♪
この当時の幸太郎の金の使用状況と言えば・・・・
・家のローン 50K (20歳の時に事情が有って家を建てた為)
・家に食費として 50K (そんなに食ってないが・・・)
・車のガソリン代 20K (ハイオクガソリン)
固定で掛かるのはこれ位で、後は雑費として少々と遊ぶ金だけだった。
車(スカイライン)は年数は経っていた物の、流石にバブル期に生産車は頑丈だった。
故障は全く無く、メンテ費用もオイルとタイヤ位で済んだ。
特にファッションに興味がある訳でも無く、シーズンに2着位の服を買う位。
ブランド品にも全く興味は無かった(唯一例外はCK-one位か?)
当時は休みと言えば、スロを打っていたので遊びに金も掛からない。
結局は月に200K位のスロットの浮きが有れば、給料は手付かずの状態だった。
(今では信じられない事なのだが。)
結局2年間は全く給料は一切使わなかった。。。
11月のある日、中学の同級生のEの結婚式に参列した(もうそれが普通の年齢だ)
この二次会で一人の女性と出会う事となる。
たまたま自分の斜め前に座っていた、新婦の友人の陽子だ。
とても目の綺麗な娘だった(実はコンタクトレンズが光っていたのだが)
色々な話をして、自分が『ハウンドドッグのファンだ!』と言うと『歌って下さい』と言うので
つい、歌ってしまったのだが・・・・・・目出度い席には似合わない歌詞なのだ(良く考えると)
後でその事は笑い話になるのだが、2人で気を使ってしまい、それがきっかけになった。
ビル管理会社の普通のOLだった。ギャンブルは一切やらない。
当然、スロットの話などは一言もしなかった・・・・・・・・・・・・・ある時までは。
スロットの方は4人で相変わらずに打っていた。
仕事を辞めたダイは、店の休み以外は毎日朝一から打っていた。
この頃、会社で幸太郎を係長に!と言う話が持ち上がった(年齢的にもそうだろう)
しかし・・・・・・・・・自分はこれを辞退した。
確かに役が付けば傍目には良いが、その分残業と休出が増えるのが目に見えていた。
そもそもが出世には全く興味が無く、また意味が有るとも思わないのが本音だった。
平リーマンの方が気楽であるし、それ以上に『プライベート』の時間を大事にしたかった。
恐らく、これを受けていたらコンドルをチームで打つのはこの時点で終わっていただろう。
(上司からは白い目で見られながらも固辞したのは言う間でも無い)
この台が有る限り!この店が有る限り!それは永遠に続く気がしていた・・・・・
それでも終焉の時は、音も無く静かに近づいていたのだった・・・・・・・(続く)
4人になったものの相変わらずに、皆この店に通っていた。
コンドルを打つ様になってから金銭面ではとても楽になっていた♪
この当時の幸太郎の金の使用状況と言えば・・・・
・家のローン 50K (20歳の時に事情が有って家を建てた為)
・家に食費として 50K (そんなに食ってないが・・・)
・車のガソリン代 20K (ハイオクガソリン)
固定で掛かるのはこれ位で、後は雑費として少々と遊ぶ金だけだった。
車(スカイライン)は年数は経っていた物の、流石にバブル期に生産車は頑丈だった。
故障は全く無く、メンテ費用もオイルとタイヤ位で済んだ。
特にファッションに興味がある訳でも無く、シーズンに2着位の服を買う位。
ブランド品にも全く興味は無かった(唯一例外はCK-one位か?)
当時は休みと言えば、スロを打っていたので遊びに金も掛からない。
結局は月に200K位のスロットの浮きが有れば、給料は手付かずの状態だった。
(今では信じられない事なのだが。)
結局2年間は全く給料は一切使わなかった。。。
11月のある日、中学の同級生のEの結婚式に参列した(もうそれが普通の年齢だ)
この二次会で一人の女性と出会う事となる。
たまたま自分の斜め前に座っていた、新婦の友人の陽子だ。
とても目の綺麗な娘だった(実はコンタクトレンズが光っていたのだが)
色々な話をして、自分が『ハウンドドッグのファンだ!』と言うと『歌って下さい』と言うので
つい、歌ってしまったのだが・・・・・・目出度い席には似合わない歌詞なのだ(良く考えると)
後でその事は笑い話になるのだが、2人で気を使ってしまい、それがきっかけになった。
ビル管理会社の普通のOLだった。ギャンブルは一切やらない。
当然、スロットの話などは一言もしなかった・・・・・・・・・・・・・ある時までは。
スロットの方は4人で相変わらずに打っていた。
仕事を辞めたダイは、店の休み以外は毎日朝一から打っていた。
この頃、会社で幸太郎を係長に!と言う話が持ち上がった(年齢的にもそうだろう)
しかし・・・・・・・・・自分はこれを辞退した。
確かに役が付けば傍目には良いが、その分残業と休出が増えるのが目に見えていた。
そもそもが出世には全く興味が無く、また意味が有るとも思わないのが本音だった。
平リーマンの方が気楽であるし、それ以上に『プライベート』の時間を大事にしたかった。
恐らく、これを受けていたらコンドルをチームで打つのはこの時点で終わっていただろう。
(上司からは白い目で見られながらも固辞したのは言う間でも無い)
この台が有る限り!この店が有る限り!それは永遠に続く気がしていた・・・・・
それでも終焉の時は、音も無く静かに近づいていたのだった・・・・・・・(続く)
by staygold3103
| 2006-01-13 15:15
| 幸太郎物語199×